こんにちは ROYです。
前回記事はこちら。
言語聴覚士として10年働いた自分の給与 知りたいですって?
あ、すみません。真面目にやります。
まず、なぜ公開に思い立ったかというと
・働いているときは給与が低いという意識がなかった(周りとの給与差が数万円以内だとわかっていたため)
・他職種の友人と話したときに年収の話が出て、そこで同年代とのギャップを感じた
・適応障害になり家計管理をしていく上で現実的に将来を見据えるようになった
これらから、おこがましいですが、これから言語聴覚士含むリハビリ系の学生に現実を届けられれば良いなとも思いました。
給与公開に対し批判的な意見や嫌悪感を抱く方もいるかと思いますが、私は既に言語聴覚士をリタイアしている身ですので、悪しからず。
病院とは結構特殊な職場だと思います。
成果を上げても給与にほとんど反映されません。
そもそも成果というものが無いに等しいです。
例えば学会で発表、認定資格を取得したとしてもそれが給与に直結することはほぼ無いです。
あくまで自己研鑽の範疇です。
そして昇給も、「あるだけマシ」といったとこでしょうか。
そんな医療職の平均年収ランキングがこちら。肌感覚的に、間違ってないと思います。
いやでも看護師こんな高くないと思うぞ。
では前置きはこのくらいにしておいて。
まず自分の役職ですが
・勤続9年 役職は6年半ほど
・言語聴覚士主任 兼 急性期病棟リハビリ主任 兼 回復期の施設基準データ管理
急性期病棟の前は回復期病棟主任を兼任 です。
ある年、ある月の給与です。わかりやすい月を選びました。
総支給額:310900
基本給:260000
調整給:5000
役付手当:10000
日曜手当:1600 (1回1600円です)
当直手当:12000 (月に1度泊まりの電話番があり、1回分です)
看護改善手当:9000(国からの補助。これのおかげで昇給が無くなりました。)
通勤費:13300
そしてここから61105円 控除されて
手取り:249000
2023年の年収は450万でした。
どうでしょうか。上記表の平均よりは高いです。
比較的給与の高い病院にいたからということもあります。
しかしあと30年働いても年収500万には(絶対)届きません。
これはリハビリ職の売上上限が決まってしまっているからです。
1日、1週間にリハビリできる時間枠が決まっておりそれ以上の売上が立たないのです。
そして勤続年数が上になるにつれ管理業務で売上が減ります。
なので雇用側としても給料を上げづらいのが本音。
その仕組みは前記事をご覧ください。
色々書きたいことはありますが、ここでは私の給与公開ということだけにしておきます。
この記事を読み、何を思い、何をするべきかは、あなた自身の問題です。
勇気のある方、コメントで給与の低さ自慢しましょう。